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Q値の不思議と向き合い、方針に迷う

最近は、熱損失係数Q値を、住宅会社の選択基準にする方が
増えました
TACとしては、とても嬉しい事ですし、お客様には、値段と性能という難しい比較を余儀なくされていますね

見学会で、Q値1.6 1.4を保障しますと、大きな声で言ってきましたが、最近は、1.2や1.0と言われるケースも増えました
なぜこれほどQ値が高くなっているのか、とても不思議でした

あるメジャーな、Q値計算ソフトを試して
私は、驚きました
C値 気密が高いほど、Q値が向上するソフトだったのです
TACにとっては、ありがたい仕組みです
 当社のC値は、0.3保障 0.1から0.2が実績です
もしも気密測定をしていない業者であれば、Q値の信頼性に欠けるのも怖い現実です
また、Q値計算は、個別の建物事に違うので、設計が決まって計算しないと出来ないんですよね

そして、今まで採用してきた、BIS方式より、見かけのQ値が良く結果として出るのです
結局、暖房容量などは、あまり変わらないようでした
暖房負荷が変わらないとすれば、燃費は同じ事になりますが、お客様にしたら、Q1住宅 と言うほうが、気分が良いはずはず

今、設計している建物は、Q値1.2位かなと設計を進めていました
その、あるソフトで計算したら、Q値0.98となりました
 ビックリしましたが、細かな設定が出来るので、BIS法より信頼できるし、全国的には、標準化したソフトです

TACも、他社と比較されるのですから、こちらのソフトも併用してプレゼンをしたいなと思います
C値が0.3と1.0で、どれだけ燃費が変わるか、計算も可能となりますので・・・



ちなみに、
気密0.2でQ値 0.98
気密1.0でQ値 1.03
  Q値 0.5も差がでました
  暖房電気で、年間3,600円
  
気密って大切な要素ですね

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