断熱Q値の考え方が見直されてきた
色々な団体で活動していると思うのだが、Q1と言うキーワードのスペックのバラつきが話題になっている
つまり、同じ家でも、計算方法で、Q値(一平米当たりの熱損失)が変わるのだ
ユーザーは、少しでもスペックが良ければ満足するに違いない
どの計算方法かは、あまり話題にならない
しかし、本質はどうなのか
間違っているかもしれないが、自分なりの解釈と説明です
混乱するので、冷房の話は無視します
そもそも、Q値とは、その家の暖房機はどの程度配置するのが適切か?と言う事が目的の計算です
家一軒から、漏れる熱をどれだけ補うかが、暖房です
日当たりが良い家は、当然暖房機は少なくて済みます
故に、同じ面積とQ値でも、間取りによって暖房機の量が違うのです
客観的に、暖房機の稼動の小さい家が、エコなのです
数は、仕切りの数だけ増えるので、1台で住むのがエコとは言い切れません
総熱損失は、家全体の損失
それを、家の床面積で割ると、Q値と表現します
ところが、屋根の中も断熱したり、床下も断熱していると当然換気もしのますので、総熱損失(家全体)が増えて、Q値は、悪く表現されてしまいます
暖房機が増えるので、悪くなって当然ですが、屋根裏や床下を利用しても、床面積が増えないので、有効利用している人にとっては、気分は悪くなると思います
最近は、基礎断熱も増えていますが、床下基礎暖房をすると、Q値が悪くなるから、床面断熱に変える人は、少ないと思います
だって、快適だからです
整理して
ある団体が、こんな提言をしています
換気システムで熱交換して、Q値を計算するのはやめよう
換気システムは義務付けされていますので、当然必須です
1種でも、3種でも空気は排出されるので、一定のロスが有ります
あくまでも、床壁天井から逃げる熱を、知ることで、ハードな部分の断熱を考えるのです
換気で熱交換換気するのは、高効率な暖房機を設置する意味合いとします
だから、同じ土俵で比べるのは、純粋に建物の外皮を比べる方が素直です
ご存知ですか?
同じQ値でも、換気システムの違いで、断熱が少ない家もあるのです
どちらの家が、本質的に、エコだと思いますか?
また、その様な家がかなり増えています
いままで、排気熱を利用して給湯したり、いろいろな試みをしましたが、Q値が良くなるわけでもなく、自分の意地として、100%の建物で採用しています
Q値だけで、燃費はわからないのです
勿論、住み方の工夫も評価するのが理想でしょうが、お客様の暮らし方の手前で、客観的に性能を比較するのも正しいと思います
世の中に言いたいのが、
家の寿命より短い設備に、性能をゆだねるのか?
排気熱を還元すると言う事は、暖房機と言う考え方が出来るのでは?
健康面で問題がありそうな、安価な熱交換換気扇でQ値を良くするのは、本当に正しいのか?
もちろん、利に適った機種も有る事を申し添えます
*注 熱交換型換気扇を否定していません
当社でも採用しています
そして排気エネルギーを、還元するのは、当たり前と思います
結論
熱交換型換気扇で、ギリギリの高性能住宅は、正しくないと思うのです
つまり、同じ家でも、計算方法で、Q値(一平米当たりの熱損失)が変わるのだ
ユーザーは、少しでもスペックが良ければ満足するに違いない
どの計算方法かは、あまり話題にならない
しかし、本質はどうなのか
間違っているかもしれないが、自分なりの解釈と説明です
混乱するので、冷房の話は無視します
そもそも、Q値とは、その家の暖房機はどの程度配置するのが適切か?と言う事が目的の計算です
家一軒から、漏れる熱をどれだけ補うかが、暖房です
日当たりが良い家は、当然暖房機は少なくて済みます
故に、同じ面積とQ値でも、間取りによって暖房機の量が違うのです
客観的に、暖房機の稼動の小さい家が、エコなのです
数は、仕切りの数だけ増えるので、1台で住むのがエコとは言い切れません
総熱損失は、家全体の損失
それを、家の床面積で割ると、Q値と表現します
ところが、屋根の中も断熱したり、床下も断熱していると当然換気もしのますので、総熱損失(家全体)が増えて、Q値は、悪く表現されてしまいます
暖房機が増えるので、悪くなって当然ですが、屋根裏や床下を利用しても、床面積が増えないので、有効利用している人にとっては、気分は悪くなると思います
最近は、基礎断熱も増えていますが、床下基礎暖房をすると、Q値が悪くなるから、床面断熱に変える人は、少ないと思います
だって、快適だからです
整理して
ある団体が、こんな提言をしています
換気システムで熱交換して、Q値を計算するのはやめよう
換気システムは義務付けされていますので、当然必須です
1種でも、3種でも空気は排出されるので、一定のロスが有ります
あくまでも、床壁天井から逃げる熱を、知ることで、ハードな部分の断熱を考えるのです
換気で熱交換換気するのは、高効率な暖房機を設置する意味合いとします
だから、同じ土俵で比べるのは、純粋に建物の外皮を比べる方が素直です
ご存知ですか?
同じQ値でも、換気システムの違いで、断熱が少ない家もあるのです
どちらの家が、本質的に、エコだと思いますか?
また、その様な家がかなり増えています
いままで、排気熱を利用して給湯したり、いろいろな試みをしましたが、Q値が良くなるわけでもなく、自分の意地として、100%の建物で採用しています
Q値だけで、燃費はわからないのです
勿論、住み方の工夫も評価するのが理想でしょうが、お客様の暮らし方の手前で、客観的に性能を比較するのも正しいと思います
世の中に言いたいのが、
家の寿命より短い設備に、性能をゆだねるのか?
排気熱を還元すると言う事は、暖房機と言う考え方が出来るのでは?
健康面で問題がありそうな、安価な熱交換換気扇でQ値を良くするのは、本当に正しいのか?
もちろん、利に適った機種も有る事を申し添えます
*注 熱交換型換気扇を否定していません
当社でも採用しています
そして排気エネルギーを、還元するのは、当たり前と思います
結論
熱交換型換気扇で、ギリギリの高性能住宅は、正しくないと思うのです
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コメント
はじめまして
全く同感です。
熱交換型換気扇って、昔は気密性能を出せない建物に対して売られていたような記憶があります。
今は廃熱の有効利用法としてキチンと使っている会社が多いと思いますが。
Q値に関しても、もっと実際の性能が評価される統一した計算方法が確立されれば良いのですが・・・
車の馬力と同じように実際走ってみないとわからないところが多分にありますよね。
投稿: キャパパ | 2008/12/18 15:51
まいどですっ!
環境のことを考えて、「コンパクト」「機能的」「高性能」な家を「温暖な地域」に作るっていうのはどうですか?
私の場合、温暖な地域に建てると環境にやさしく、嫁姑関係にやさしくないかも…。
CASBEE評価に嫁姑関係の項目はありますか?
投稿: DのT | 2008/12/19 09:02
キャパパさん
こんにちは、書き込みありがとうございます
おそらく、業界関係の方なのかなと想像しています
思いついたまま書いたので、一般の方には、意味不明だったかなと・・・
実際は、国もQ値で区域分けを発表しているので、基準は有るんですがね、
ちょっと自分の考えも整理して、また書いてみますね
また、遊びに来てくださいね
DのTさん
面白い☆4っつです
嫁姑も快適だったらリスクも低いでしょうね(爆)
CASBEE評価が良くても、仲良く暮らしてナンボですからね
投稿: 立花(管理人) | 2008/12/19 18:46
突然おじゃまして書き込んでしまい失礼しました。
こちらこそ宜しくお願いいたします。
また美味しいお酒を飲みましょう。
投稿: キャパパ | 2008/12/20 09:19