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石鳥谷気密測定しました

構造見学会を行った、石鳥谷現場
現場を見ていただいた方にお約束した報告です
ブログにて、失礼いたします
+施主様への報告も兼ねます


9.8hPaと言う引っ張る圧力をデーター的に計算して比較しているのが一般的です
実際にこの圧力で測定する訳ではありませんが、試験方法が決まっています

約40立方mの漏気でした
あの通り、吹き抜けも大きく、基礎断熱空間もあるので、換算床面積が約200㎡となる建物ですので
40/200=0.2となります
つまり、C値0.2 です

仮に、C値1.0ですと、200立方もの空気が漏れる換算です
1.0ですと、換気システムのフィルターから50%しか空気が入ってきません
残りは、不完全な隙間から入るのです
たとえば、隙間から花粉が多く入る、イメージで表すと
0.2ですと、花粉が1/5に減ると言う感覚です

公証の気密測定結果は、完成後に計る事になっています
タックホームでは、結果を受け止める検査である以前に、内装工事に入る前に計る『自主中間検査』と位置づけています

契約時に約束しているC値0.3をクリヤーした時点で、内装工事にシフトします
完成してからでは、戻れなくなるからです

タックホームは、壁の防湿シートを必要としませんのでコンセントボックス等の良し悪しで、気密が落ちる事はありません
すでにコンセントは取り付け完了してから、検査します
天井より高い部分で、気密しているので、照明設置で低下しません
2階にダウンライトも施工可能です

この時点で、すでに換気システムは設置済みです
水道配管も終わっています
つまり、気密を破る工事は、今後一切ありません
有るとすれば、入居後のエアコン工事などです

結果として、完成後の方が気密が良くなります
(完成後に報告します)

その上で、計画的な穴が活躍します
空気の、入り口と出口が正しく活躍します

気密を高く出来ると言う事は、人為的に気密を悪くも出来る事なのです
北側の天窓を開けて、1階の窓を開けると、温度差で換気扇の代わりにもなるのです
その窓の開口面積を調整すると、換気量もコントロールできます
住む方の感覚で、居心地の良い状態をコントロールしていただけるのです

見学会に入らした時に
『自分で解決できる事は、ストレスになりませんよ』
と、お話した理由です

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